2024.09.10
募集中
2024.09.10 〜
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はじまりは1921年(大正10年)。糸魚川市(旧青海町)に大手化学メーカーの工場が開設される際、当時の最先端技術を駆使した工場建設と機械設備製作・メンテナンスを担うために「田辺鉄工所」を創業。1951年に業務を分割し「田辺建設株式会社」が誕生しました。その後、資材購買部門を「田辺商事株式会社」、運送部門を「田辺運輸株式会社」、他にいくつもの事業部門を分社化。糸魚川市、上越市の発展に足あとを残してきた企業が「田辺建設株式会社」です。この記事では、同社がこの10年本気で取り組んできた<新たな人材を迎える>ための心意気と、働く若手社員の声をご紹介します。
募集職種技術専門職【建築施工管理】
技術専門職【土木施工管理】
事務総合職【管理事務・営業】
2000年代の建設業は「冬の時代」と表現されます。
1990年代のバブル崩壊後に建築需要が減少。
追い打ちをかけた2008年のリーマン・ショック。
採用を抑制しなければならなかった期間に、業界各社の年齢構成にバラつきが生まれるようになります。
田辺建設が本格的な定期採用に向けて動き出したのは、10年前。
「結果につながらなければ、取り組みを変えればいい。足を止めるつもりは、まったくありませんでした」
そう言葉にしたのは、人事担当の大原さん。
自社に新しい人材を迎えることを<命題>とし、「できることはすべてやってきた」と言います。
採用活動をはじめてから数年後の2017年以降は、毎年新卒者を迎えています。2022年に6名、2023年に5名、2024年には5名もの人材を迎え入れ、現在は20代の社員が22名もいる組織に進化。
創業100周年を迎えた老舗企業は、「次世代へのバトンタッチ」のため、確実に変化を遂げています。
今回の採用職種は、土木・建築工事の場で全体的な指揮・監督などを行う<技術職>(土木施工管理・建築施工管理)と管理部門や営業部門を担う<総合職>です。
施工管理の仕事には、「QCDSE」というキーワードがあります。
Q-Quality(品質)……計画されているプロジェクトの品質を保つ
C-cost(コスト)……計画の予算内で工事を行う
D- Delivery(工程・工期)……スケジュール内に工事を完了させる
S-Safety(安全)……工事に関わる全員の安全を確保する
E- Environment(環境)……自然環境・周辺環境・職場環境に配慮する
田辺建設の施工管理職は、<QCDSE>に沿って、外部の協力業者(電気業・塗装業・板金業・造園業など)を指揮・監督し、目的通りに建設プロジェクトを遂行する仕事です。
同社には、専門分野の知識や経験がない方でも歓迎する風土があります。
昨今では建設業の採用難を打破しようと、専門的な学びをしていない方も歓迎する会社も少なくありません。同社は一足早くそれを実践し、すでに採用実績があります。
新卒で入社して2年目の久根内悠太さん(本店 土木課)は、高校の普通科を卒業。
「生まれ育った町に直結する仕事をしたい」と土木課への配属を希望しました。
入社して最初の現場は、排水などが流れる水路に<接続桝(せつぞくます)>と呼ばれる設備を設置する工事。このプロジェクトで、近隣住人へ工期などを伝えるチラシ作りや道路使用許可証の手配など、「仕事の一連の流れを先輩社員から教わった」そう。
現在は、上越市八代川で河川の逆流を防ぐ<樋管(ひかん)工事>に着手中。工期は1年ほどの大きなプロジェクトです。
着々と経験を積み、成長を感じている久根内さん。
大きく変化を感じたのは、職場で飛び交う言葉がわかるようになったこと。
「1年目は専門的な用語がまったくわからなくて、言われたことを聞き返してばかり。2年目になると、飛び交う言葉がだんだんと理解できるようになりました」
「土木・建築系を専攻していなくても一人前に育ててくれる職場だと、僕は思います。わからないことは、先輩に聞くとすぐに教えてくれます。なかなか感じのいい大人たちばかりです(笑)」
同じく新卒入社2年目の石澤春希さん(本店 建築課)は、工業高校の建築系学科を卒業。
子どもの頃からショベルカーなどの重機に憧れ、「大きくなったら運転したい」と、建設に関わりのある高校へ進学しました。就職時にたくさんの求人に触れ、仕事内容に魅力を感じ、施工管理職を志望したそう。
「いくつか企業見学をした中で、会社の雰囲気がいちばんよかったのが田辺建設でした。当社では建築、土木、管理、営業と各部門の区切りなく、みんながひとつのフロアで働いています。<風通しがよさそう>というのが、第一印象でした」
取材の際、失礼を承知で<建設業界は職人気質で頑固な方が多いイメージがある>と石澤さんに伝えたところ
「僕もそういう面がちょっとはあるだろうなと思って入社しました。でも実際は、まったく違います。上下関係がないと言うと大げさかもしれませんが、自分から先輩や業者さんに話しかけることにためらいは感じません」
現在は先輩社員と石澤さんの2人体制で、上越市内の鉄骨塗装工事を担当。
「入社1年目は、指示された仕事をするばかりで受け身の姿勢でした。今の現場は、先輩と僕だけ。責任の範疇に広がりを感じるし、とにかく発見がたくさんあります。これまで以上に自分から行動を起こすつもりです」
早く所長になりたい。
段取りよく仕事ができるようになりたい。
視野を広げたい。
石澤さんのインタビューからは、前向きで頼もしい言葉が次々と飛び出してきました。
建設業において女性が占める割合は他産業よりも低く、更に技能職ではほんの数%とも言われています。国土交通省では「女性の定着促進に向けた建設産業行動計画」を策定しており、より女性が安心して働ける環境を整えようと業界全体が歩みを進めています。
田辺建設では、2024年に女性の施工管理職を2名迎えました。そのひとりが大学の建築学科を卒業した冨永さくらさん(本店 建築課)。
大学では災害に強い建築について学び、「地元である上越市の皆さんが安全に、安心して暮らすことのできる建造物を手がけたい」と就職活動に臨みました。
3社のインターンシップに参加し、<雰囲気がよい><社員同士の仲がよさそう>と最終的に入社を決めたのは、田辺建設です。
入社後1週間の新人研修を経て、現在は、冨永さん、3年目の先輩、30代の中堅社員、50代のベテラン社員の4人で、化学系工場の中にある同社専用の作業所を改装するプロジェクトをまとめています。新しい職場には女性用トイレや休憩室が完備されます。
「快適に仕事ができる環境になるので、完成が待ち遠しい」と嬉しそう。
協力会社の職人さん含め、お父さんほどの世代の同僚たちに囲まれている職場を冨永さんはどう感じているでしょう。
「みなさん気さくに話しかけてくれますし、当然ですがハラスメントみたいなことはまったくありません。優しい方ばかりで、いい意味でイメージと違いました(笑)」
自ら作業する場面も多く、ユニフォームが汚れてしまうところは予想以上だったそう。
事務所での作業が多く、「外の現場に出る機会はもっと少ないと想像していた」と冨永さん。<田辺建設の施工管理職>としての出番が、多岐に渡ることがうかがえます。
「将来的には大きな現場を任される人になりたい」
現在は<1級建築施工管理技士>の取得を目指し、勉強をはじめています。
「できればですけど」という謙虚な前置きの後に、いずれは<1級建築士>の資格取得にも挑戦したいと話してくれました。
総合職として入社し、3年目を迎える児玉当麻さん(本店 営業部)。
建設業の仕事全般、さらに予算の流れを学ぶため、1年目は管理部門に所属。2年目に営業部へ異動となりました。
「売上と原価の概念など<建設業のお金>について学べたことが、営業の仕事に生きました」
イメージしにくい建設業の営業について質問すると、
「建設業は、すでに形になっている売り物があるわけではありません。ひとつの案件は何百万、何千万と大きな金額が動く業界なので、大切なのはお客さまとの関係づくりです」
社会に出て3年目というのは、独り立ちへのステップアップを確かに感じるとき。
児玉さんは、自分の裁量で仕事ができるようになったと感じているそう。
「去年までは上司と一緒に営業先に伺っていました。『この仕事は児玉に任せる』と言われたときは、すごく嬉しかったです。それほど大きなプロジェクトではありませんが、今年からひとりで工事の案件を受注できるようになりました。立会いから請求という、建設営業の仕事を最初から最後までできるようになって、ちょっとは成長できたかな」
入社6年目の林亮太郎さん(本店 建築課)は、入社後すぐに東京支店に配属となり、昨年本社に異動。結婚し、子どもが生まれ、より生活を安定させたいと本店勤務を希望しました。
東京生活は「楽しかった」ものの、とにかくタフな環境だったそう。
「東京支店にいた頃は、けっこう残業がありました。夕方からが長いんです(笑)。業者さんは時間になってもなかなか帰ろうとしませんから。心の中では『早く帰ろうよ』といつも思っていました。今は働き方の意識が変わり、残業時間は短くなったと聞いています。上越の現場でも工期の都合で土日に出勤することがありますが、その分は平日に振替休日が取れるなどメリハリのある働き方ができます。休めるときはしっかり休めるところも、この仕事の魅力です」
現場で指示を出す外部業者は、本店では多くて4業種10名ほどですが、東京では10業種50人に及ぶときも。
目まぐるしく変化する街、東京でしか経験できなかったであろう5年間のキャリアの積み重ねが、林さんから感じられる自信と余裕につながっています。
東京には都会の魅力や大きな刺激があり、新潟ではその土地らしい働き方があります。
「とにかく仕事ができるベテラン技術者が大勢いた」という東京支店で、施工管理技術者としてのスタートを切った林さん。組織の中核を担う大きな存在です。
施工管理の現場で理想的なチームは、ベテラン社員・中堅・若手で構成されるため、2年目の石澤さんは「早く林さんのように中堅を担える立場になりたい」という目標を教えてくれました。
入社して6年。
これまで培った技術・知識・経験は、「技術者として、まだまだ半分くらい」だそう。
林さんのキャリアをもってしても「知らないことが山ほどある」というこの仕事は、私たちの生活や安全に直結するもの。
橋がひとつ、建物がひとつ完成すれば地図に残る壮大さがあります。
新卒者を迎え続けている田辺建設では、今の時代の価値観に合わせて教育体制や福利厚生を柔軟にアップデートしています。たとえば、有給休暇は入社後すぐに10日間取得できるように規定を変更。コロナ禍を経て病気休暇を新たに設けました。<より働きやすい職場>を会社全体で作り上げていこうとする姿勢がうかがえます。同社ではベテランと若手を支える、キャリア人材との出会いも期待しています。応募前に会社を見学することが可能ですので、ぜひ実際の職場に触れてみてください。
田辺建設株式会社総合建設事業は、建設・土木工事を通じて地域社会を守り続ける仕事です。
私たちは建物をつくり、橋をつくり、道路をつくり、みなさんが安全に、そして安心して暮らせる街づくりの一端を担っています。
・モノづくりを通じて地域や社会に貢献したい方
・年齢問わずコミュニケーションが取れる方
・話をすることが好きな方
・マネジメントが出来る方
・責任感がある方
・新しい仕事に積極的に挑戦出来る方
・素直な方
・自ら動ける人、同時に報告・連絡・相談が適時的確にできる方
・自分の考えを持つと同時に、異なる分野や立場の人の背景を理解し、巻き込んで協働していける方
・結果を観察し、遡って要因を考えて次の取り組みに生かせる方
・仕事を面白がれる方
募集職種 | 技術専門職【建築施工管理】 技術専門職【土木施工管理】 事務総合職【管理事務・営業】 |
雇用形態 | 正社員(試用期間4~6ヶ月あり) |
給与 | ■技術専門職 【大学院卒】 新潟勤務 219,250円~ 東京勤務 242,740円~ 【大学卒】 新潟勤務 212,000円~ 東京勤務 234,000円~ 【専門卒】 新潟勤務 196,000円~ 東京勤務 222,750円~ ※3年制・4年制の場合は別途加算となります。 ■事務総合職 【大学卒】 新潟勤務 202,000円~ 東京勤務 219,400円~ ※手当(役職、資格、家族、時間外労働) ※資格の有無、業務経験等を考慮し、面接時に相談の上、決定 ※資格の有無、業務経験等により、上記を超える給与となる実績もあり |
待遇・ 福利厚生 |
・通勤手当(上限あり) ・自家用車借上制度 ・借上社宅制度 ・健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、傷害保険 ・退職金制度、企業版401k、永年勤続表彰制度、資格取得褒賞金制度等 ・貸与品:作業服、空調服、携帯電話、安全帽、安全靴等 ・有給休暇:入社時10日間、6カ月経過後15日間 |
事業内容 | 土木、建築、舗装、水道工事、建造物の設計・工事監理・施工 建設機械の賃貸、不動産の売買・賃貸・仲介・管理及び鑑定 |
仕事内容 | ■技術専門職 【建築施工管理】 ・官公庁・民間建築工事の施工管理・監督 ・安全・工程・品質・予算・環境の管理 ■技術専門職 【土木施工管理】 ・官公庁・民間土木工事の施工管理・監督、鉄道関連の保守・管理 ・安全・工程・品質・予算・環境の管理 ■事務総合職 【管理事務】 ・本社は総務・人事・経理、支店は管轄している現場の経理等の業務。 【営業】 ・工事の受注に伴う営業並びに資料作成等。 ※ルートセールスの為、新規飛び込みはありません。 |
勤務地 | 新潟(上越、糸魚川)、東京 ※希望勤務地制度 |
働き方・ 勤務時間 |
新潟勤務の場合 【事務所】【現場】 8:00~17:00(休憩1時間/12:00~13:00) 東京勤務の場合 【事務所】 8:30~17:15(休憩45分/12:15~13:00) 【現場】 8:00~17:00(休憩1時間/12:00~13:00) |
休日休暇 | 年間112日 (内訳) 週休2日制(土・日) 祝日※ただし、平日に祝日がある週の土曜は勤務 その他:GW、夏季、年末年始、慶弔休暇、有給休暇、病気休暇・特別休暇 ※担当する現場により土日も仕事になる場合もあります。事前に振替休日を取得し平日に休むことも出来ます。 |
社内イベント | ・親睦旅行 ・新入社員歓迎会 ・暑気払い ・忘年会 ・新年会 ・ゴルフコンペ(年3回) ・ボーリング大会 ・カラオケ大会 ・BBQ |
応募資格 | ■技術専門職 【建築施工管理】【土木施工管理】 ・建築工事又は土木工事の施工管理の経験者・建築又は土木施工管理技士等の有資格者優遇 ・未経験者可(~30歳) ■事務総合職 【管理事務】 ・資料作成ができること(申請書類、報告書、調査・企画書、計画書等) ・一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント、メール、インターネット、データベース入力等) ・総務・人事・経理の経験があれば尚可 ・簿記・建設業経理士・宅建士・衛生管理者等の有資格者優遇 ・自動車運転免許必須 【営業】 ・資料作成ができること(申請書類、報告書、調査・企画書、計画書等) ・一般的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント、メール、インターネット、データベース入力等) ・総務・人事・経理・営業の経験があれば尚可 ・自動車運転免許必須 |
社内環境・ 働き方 |
上越、糸魚川、東京何れの拠点もワンフロアでスタッフが仕事をしています。部署・年齢等関係なくとてもコミュニュケーションが良く取れています。若手社員には、部署を超えて声掛けしています。 |
研修、キャリアアップ支援 | ・資格取得に関わる受験料は会社が負担します。 |
募集期間 | 2024年9月〜 |
採用予定人数 | ■技術専門職 【建築施工管理】 新潟地区 2名 東京地区 3名 【土木施工管理】 新潟地区 2名 ■事務総合職 【管理事務】 新潟地区 1名 【営業】 東京地区 1名 |
その他 | 応募前の会社見学会は、随時開催しています。カジュアルな服装で構いませんので、お気軽にお越しください。 ※面接の際はスーツでの来社をお願いしております。 |
ご応募をご希望の方は入力欄に必要事項をご記入の上、送信してください。
後日、企業の担当者よりご連絡いたします。なお、入力された個人情報などは採用選考にのみ使用します。
※全て必須項目です。