Column

目標を言葉にする。

2025.03.24

いやぁ〜。サッカー日本代表強いですね!
先日の久保選手の見事なゴールには、感嘆しました。

日本代表が初めてW杯出場を決めたのは1997年。
「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれる、あの日です。

私は当時高校生。建て直す前の古い実家で、家族が寝静まった後にひとりでテレビを観ていた記憶があります。
けっこう深い時間だったと記憶しています。調べてみたところ、0:30頃でしょうか。

どこぞのお宅でお友達と試合を観戦していた父が帰宅し、私にこう言いました。

「俺が生きているうちに、日本がW杯に出場できるなんて思っていなかった」

ついでに「こんな大事な試合を見ていないやつは、非国民だ」という暴言も。

あれから日本はずっとW杯に出場し続けています。
最近では「悲願のベスト8」「ベスト8の壁」という言葉を聞くくらい。
そう聞くたびに、「そういえばお父さんは、自分が生きている間に日本がW杯に出るなんてあり得ないと思っていたんだよな」と思い出します。

先日の試合後のインタビューでは、遠藤キャプテンがはっきりと「W杯で優勝を目指している」と明言されていました。

なんだかちょっと前まで「ベスト8を目指す」と聞くと、「そんなの無理でしょう。現実が見えていないようで恥ずかしいわ」くらいの気持ちだった世代としては、「W杯で優勝する」の言葉に若干の驚きがありました。
でも、遠藤キャプテンの表情と言葉の力強さから「絶対に優勝できる!優勝して欲しい」という気持ちに一瞬に変わったんです。

あれほど注目される場面で放つ、大きな目標。
決して生半可な気持ちではないとわかります。
とても重く責任のある言葉を宣言した遠藤キャプテンの勇気、すごいなぁ。

あのとき、目標を言葉にすることの大切さと難しさをすごく感じたんですよね。
遠藤キャプテンみたいに、目標をはっきりと言葉にして、他者にも伝えることが「自分にはできるだろうか」と考えさせられました。

仕事の上でも、例えば「売り上げ目標を達成する」「いつまでにこの技術を習得する」「入社3年目までに役職につく」といった目標をはっきりと定めて行動することは好ましいですよね。
でも、さらにそれを言葉にして、他者に伝えるとなると、また別の勇気が必要。

すごい、すごいよ。サッカー日本代表。

次のW杯では、父とともに日本代表が優勝する瞬間をしかと見届けたいと思います。

Writer

齋藤 悦子

1980年生まれ。就職氷河期に社会人デビュー。26歳から13年間採用支援業界に身を置く。ひょんなことからフリーライターの道へ。ラジオとエッセイとレモンサワーが好き、スノーボードとたまにテニス、ドラム特訓中。

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