Column
2025.02.03
もう手放せない文明開化シリーズ。
①逆さボトルのジョイ。
ジョイが逆さまになった。ただそれだけだが、とても便利。
これまで存在しなかったのが謎である。
②1.5倍巻き(最近はそれ以上もありますね)のトイレットペーパー。
紙の圧縮技術が向上したのだろうか。
自宅で仕事をし、煮詰まる度に、やかんで沸かした大量の茶を飲む私はトイレのヘビーユーザー。
ゆえにトイレットペーパーを交換する確率は、家族の誰よりも高い。
このタイプのトイレットペーパーが誕生したおかげで、「また私が交換しなくちゃならないの(怒)」など、人間としてみみっちい感情は薄まる傾向にあり。但し、それがなくなりはしない。
③フィルム包装のティッシュ。
分別の手間がかなり軽減。
なぜ今まで厚紙パッケージだったのか。
それには実は、業界の事情があったのだろうか。何やら探ってはならない予感がしなくもない。
※②を兼ね備えた③もあるが、ティッシュボックスにおさまりきらない場合あり。
ダイヤモンド社の「アイディアのスイッチ!」、水野学さん著「センスは知識からはじまる」を読んで、アイディアって「ちょっとした」程度で十分なのかもしれないなと思うようになりました。
仕事人として、とても参考になる本です。レコメンドしちゃいます。読みやすいです。
「ちょっとしたアイディア」が好きです。
ものすごく評価したくなります。
できれば自分も「ちょっとしたアイディア」を生み出したいという欲があるし、ちょっとしたアイディアがもたらす、ちょっとした改革がビジネスを、社会を、文化を、風潮を変えていくのかもしれないとも思います。
そう思う一方、先日家族が、大都会新潟市の中心で耳を疑うことを聞いてきたと言うではありませんか。
小学校は歌っていた。
「いーけないんだー、いけないんだー、せーんせーにいってやろう」
まさか、古から脈々と歌われていたなんて。
昭和から令和。もしかしたら昭和以前に起源があったのかもしれない往年の一節。
この歌だけが閃光のようなスピードで渦巻く時代の流れの中心にあり、ずっと変わらずにいたのではないかという不思議な感覚になりました。
Writer
1980年生まれ。就職氷河期に社会人デビュー。26歳から13年間採用支援業界に身を置く。ひょんなことからフリーライターの道へ。ラジオとエッセイとレモンサワーが好き、スノーボードとたまにテニス、ドラム特訓中。
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