Column

「つながる」を考えた日。

2024.06.10

朝のミーティングを終え、ドラムレッスンに向かうため車を動かそうとするもビクともしない。突然の愛車の不具合。すぐに自動車保険の窓口に電話をし、レッカー車を手配してもらいました。

向かった先は、いつもお世話になっている江南区の久保モータースさん。
久保さんに「今こういう状態でして、これからお邪魔して良いですか」とお聞きできる、適切にスピーディーに対応していただけることに心からありがたいという感情が湧いています。(本コラムは、トラブルから2時間後に自宅に戻ってすぐに執筆。まさかこんなに早くひと段落するなんて。プロたちの仕事の早さにびっくり)

取材をしていると「人とのつながり」という言葉をよく聞きます。
なんだかありふれた言葉だと思っていましたが、今強く感じています。

「つながり」を持つことが生活に必要だし、安心して暮らせることでもあるのだと。

悩んでいて苦しいときや困りごとが生じたとき。新しく何かをはじめたいと動き出すときにも人のつながりが力になります。

私たちは働くことで社会と交わります。
それって「つながり」を広げ、深めていくことなんじゃないか、と考え及びました。
働く=お給料稼ぎとは違う一面がやっぱりあるんだよな、と実感していると言いますか……。
今、まさにそういう気持ちです。

それにしても、今日お会いしたプロフェッショナルたちは、本当にすごかった。
落ち着いて適切な案内をしてくれる保険会社さん。
すぐに駆けつけてくれた車両運搬車のサービスパーソンは、女性でした。
物腰柔らかく、そして丁寧。なおかつ明るい。「一緒に働きたい人2024上半期」ダントツのトップです。車両運搬車じゃ埒があかないと、これまたすぐに駆けつけてくれたレッカー車のサービスパーソンの手際の良さには目が釘付けに。

あぁ、世の中にはこんなにたくさんのプロフェッショナルが日々活躍しているのだなと感じました。道中すれ違う、宅配業者さんからはいつもより俄然強めにプロの佇まいを感じたくらい。

私も何かのプロでいたい。
世の中のためになりたい。
まだまだ頑張らねば。

それから数時間後……。
修理のお見積もりが届きました。まだ愛車を乗り続けられそうで安心しています。
そしてまた、パソコン新調という目標が遠のきました……。

Writer

齋藤 悦子

1980年生まれ。就職氷河期に社会人デビュー。26歳から13年間採用支援業界に身を置く。ひょんなことからフリーライターの道へ。ラジオとエッセイとレモンサワーが好き、スノーボードとたまにテニス、ドラム特訓中。

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