Column

空気感≒企業文化≒社風

2025.08.08

就活において、最もよく聞くと言ってもいいくらいの言葉「社風」。
社風とは何か。

とある人は、「企業の文化ですよ」と言ってた。
すごく納得できた。

私は、会社って宗教みたいなところがあると思っているんです。
どこの企業にも、独自のルール、独自の考え方、独自の習慣があるわけゆえ。
そういったものが「社風」ですよね。

では、「社風がいい会社」とはなんだろうか。

例えば、
定時で帰ることができる
先輩、上司が優しい
意見が言いやすい
アットホーム
いろいろな挑戦をさせてくれる

めちゃくちゃホワイト企業の香りがします。

でもでも……

毎日定時で帰ったとして、自分がスキルアップしている感がなかったらどうだろう?
アットホームで先輩や上司が優しい会社に馴染めるタイプですか?
そもそも能力がなければ挑戦することすらできないし、できる人はどんな環境でも挑戦するんだけどね

みたいなことも考えられます。

社風が「いい」会社ってなんだ?
いいかどうかは自分で決めなくちゃ。

会社のいろいろな風土が、本当に自分に合っているのか。それが肝心なのであります!

× 社風がいい
⚪︎社風が合う

初めて勤めた会社は、いつも定時に帰って、優しい先輩に囲まれ、ひとりで暮らしていけるお給料をいただいて、誰もやったことない仕事を任せてもらって。
でも「このままじゃ30代になって、どこにもお勤めできたい」と危機感を持ったから、転職しました。

遅くまで働いているけど、仕事に熱中している友達が羨ましくてたまらなかった。
定時に帰って、19時から飲みに出かけても、そのときが楽しいだけで虚しかった。
できるようになったという手応えが欲しかった。
というわけなんです。

一般論の「いい」と、自分が求める「いい」は区別しないといけないし、自分の価値観で「いい」と感じるものが何なのか、解像度高めに考えないといけないんですよね。

Writer

齋藤 悦子

1980年生まれ。就職氷河期に社会人デビュー。26歳から13年間採用支援業界に身を置く。ひょんなことからフリーライターの道へ。ラジオとエッセイとレモンサワーが好き、スノーボードとたまにテニス、ドラム特訓中。

INSTAGRAM

(お問い合わせ)

Contact

求人掲載のご依頼ご相談はこちらから

掲載依頼に関することならお気軽にご相談ください。
お見積り依頼も可能です。